依存症・前世療法の事例

(東京都在住 37歳 主婦MSさんの事例です)

【相談内容】
パチンコ依存症で悩まれているとのこと。この依存症をなんとか治したいということと、前世療法受けてみたいというご希望でした。

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【心理療法の内容】

 まず、カウンセリングで今までの経緯を伺いました。パチンコは15年ほど前から、ストレス解消にいいと友人に勧められ始めて以来止めたくても止められない状況に陥ってしまったとのこと。ストレスは、今は離婚している前の夫の激しい暴力によるものでした。15年間我慢して結婚生活を続けていましたが昨年離婚しています。
 離婚をして今は再婚して、優しい夫に恵まれ、幸せな結婚生活を送っていますが 、未だにパチンコが止められずに困っているということです。

 カウンセリングで経緯を伺った上で、今の心理状態を軽い催眠状態で探っていきます。パチンコが止められない深層心理を突き止めていきます。そして、その状態をしっかりと掴んだ上で、潜在意識にアプローチしながら変革を促していきます。
 ここで感情やイメージ、身体感覚にアプローチしていくのですが、MSさんの特徴として、パチンコへの衝動に際して、背中が痛いという身体感覚を強く訴えられました。私は、その背中の痛みがポイントになると直感して 、更に背中の痛みに集中してもらいました。

 「どのような痛みですか?」(セラピスト)
 「刺されるような痛みです。」(クライアント)
 「何で刺されているのですか?」(セラピスト)
 「槍で刺されているようです」(クライアント)
 「誰に刺されているのですか?」(セラピスト)
 「前の夫です。」(クライアント)
 というもの・・・。

 離婚はしたものの前のご主人の暴力がまだ身体に染み付いていてパチンコンへの依存から抜け出せないという無意識の問題のようです。

 ここから更にリラックスしていただき、今の自分から抜け出して客観的に自分をみていただきます。こうすることによって、ネガティブなものを切り離していくことができます。 ネガティブなもの、この場合は背中の痛みを切り離した上で、あらたな自分を構築していきます。そして、あらたな自分と現在の自分を統合していきます。
 MSさんの場合は、あまりにもスムースに統合されてしまいました。今の自分に戻って、背中の痛みを確認してもらうとキレイに痛みは消えていました。

 あまりにスムースに完結してしまったので、そのまま前世療法へと入っていきました。 MSさんは、前世ではマークというアメリカ人男性でした。マークは船舶輸送の仕事をしていたようです。まじめに仕事をして奥さんとお子さんにも恵まれていました。
 ただ、ギャンブルに興じることが多かったようです。そのギャンブルは借金をしてまでもやっているようです。でも、その借金はある男に騙されて出来たもので、その騙した男が金貸しでもあったのです。
 マークはその男に金を返すように迫られますが、そんな簡単に返せるものではありません。しかも、その男に騙された結果の借金なので気持ちも収まらないのです。 ある日マークは気持ちを抑えきれずにその男と激しくやりあうことになります。そうして、とうとうその男が槍を持ち出しマークの背中を刺してしまします。マークはこれが原因で亡くなってしまいます。
 何を隠そうその男とは、今生での前の夫だったのです。前世で背中に槍を刺した男が、何の因縁か、今生では夫となって暴力を振るっていたのです。
 MSは、すべてが繋がって、すべてが融けていくようでした。前世の呪縛からやっと解き放たれたという感覚です。

 MSさんはそれ以来パチンコをやることもなく、平穏な生活を送れるようになりました。

これは実際にあったセッションの内容です。あまりもキレイにでたので、ご本人に了解をいただき掲載しています。
MSさん、ありがとうございます。

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