もしかしてあなたは、とてもよい子ではありませんか???
お母さんの言うことは、よく聞き、お勉強もよくできる。
怒られるようなことは決してやらない!
周りの期待にいつもしっかり応えている。
怒ったり、不平をいうことはまずない。
いつも穏やかでいい人である。
いかがでしょうか?
とても素晴らしいことです。
でも、
”このようなよい子に限って”
ということがよくあります。
決してよい子が悪いという訳ではなのですが・・・・。
特に問題となって来るのが、
”いつも親の言う通りに育って来た”
という人です。
例えば、
学校のクラブは親のすすめで決めた。
高校や大学の進学も親の希望するところに行った。
学部や就職する会社や仕事も親のアドバイスに従った。
結婚相手も親の意向を重視した・・・などなど。
”人生を自分で決めずに親に敷かれたレールに乗って来た”
という人のケースです。
問題を抱えていることが大変多いようです。
それは、アダルトチルドレン,ACと言われています。
日本でACは、多くの場合、仕事熱心な父親、良妻賢母の母親、優等生の子どもからなる場合が多いようです。
ACの子どもは、「両親の期待に一生懸命応えよう」といつもしています。
いつも「よい子でなければ親に愛されない」と感じているのです。
そのようなことから、「よい子でない自分は誰からも愛される価値がない」と判断するようになり、一生懸命頑張るようになるのです。
そして、大人になっても、
親に期待されていることをする。
会社に期待されていることをする。
など、他人の期待に応えようと一生懸命に努力します。
しかしながら、
他人はいつも自分が期待していたほどの見返りを与えてはくれないので、いつかは疲れ果てて身体を壊すか精神を病んでしまうのです。
それでは、こうならないためにどうすればよいのか?
そんな自分の癒し方・・・。
少しここでご紹介しておきたいと思います。
それは、過去を自分で癒すというやり方で、過去の自分を映画のスクリーンに映し出して、その自分を癒してあげればよいのです。
そこで大事になって来るのが、
”呪いを解いてあげる”
ということです。
”呪いの正体”は幼い頃に与えられた親の”禁止令”です。
”〜しても良い”
という許可を与えてあげればよいのです。
例えば、
本当に言いたいことを言っていいんだよ。
やりたくないことは「嫌だ!」と言っていいんだよ。
本当にしたいことをしてもいいんだよ。
やりたいことを最後までやっていいんだよ。
一人で頑張らなくてもいいんだよ。
よく頑張ったね。すごいね。
そのままでいいよ。大丈夫だよ。
といった感じで、癒してあげてください。
そして、
自分を抱きしめ、心から愛してあげてください。
ほんとうのあなた自身を大切に・・・・
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